病気は、早期発見することが大切です。
早期発見して治療を早く始めれば、治すことが難しいとされる病気も、完治できる可能性は高くなります。また、病気の兆候を早期発見することができれば、病気そのものを予防することが可能です。生活習慣に気を付けて予防をしておけば、病気が発症せず治療を受ける必要はありません。このように早期発見が大切だからこそ、定期的に人間ドックを受ける必要があります。とはいえ、病気の早期発見のために人間ドックが役立つのは、誰でも知っていることです。しかし実際は、定期的に人間ドックを受ける人は少なくなっています。受ける人が少ない理由は、時間がかかるからでしょう。働いていると、人間ドックを受けるために1日休むのが難しくなります。たとえ休むことができて受けたとしても、病気を発見できなかった場合休みを無駄にしたと思ってしまう人もいます。こうした発見できなかったときのもったいないという感情が、受ける人が少なくなっている原因の一つです。しかし、最近の人間ドックは、短時間で受けられる物もあります。短時間だと受けられる検査の数に限りがありますが、仕事が忙しい人はこのタイプだけでも定期的に受けるようにしましょう。その上で、まとまった休みが取れたときに身体の隅々まで検査をしてもらえば、病気を早期発見することができます。病気にならず長生きをするためには、時間をかけてじっくりと身体を検査することが大切です。